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釣り好き10人くらいで釣ったり食べたり飲んだり…。千葉(と北海道)を中心に活動してます!ツイッターはこちらから:@ChibaTsuribu


by tsuriblog

2013.09.20 千葉市 浜野 村田川

いやはや久しぶりですね、キャップです.
最近は全然釣り行ってなかったので釣り欲が溢れ出しそうな毎日でした.
そんでもって我慢できなくなったのが昨日.

日中に青イソメ50g と鈎だけ買ってきてました.

予定としては朝5時起床で, 始発に乗って浜野駅へ. 浜野からは徒歩で村田川河口に向かって釣り.
10時前後には納竿という感じです.

ところで, 昨日ふいに釣りに行こうと思い立ったのは, 台風直後の川の濁り+台風直後からの気温の低下+大潮が重なってかなり期待できるんじゃないかなと考えたからです. なぜ村田川を選んだかというと, 釣り部特別顧問兼特別調理担当のおっちゃん(今決めた)が前々からオススメしてくれていた釣り場だったんです.

ということで, 朝の5時に起床し5時半に出発.
空は綺麗に薄明るんでいる感じで気持ちよかったです.

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5時46分初の安房鴨川行きの内房線に乗り込み, いざ.
といっても3駅先なので大した遠くないです.

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なんだかんだ駅に着いた時には結構日が出ている感じでした. 気温は予報通り低かったです.

ここからは徒歩で釣り場まで向かいます. 男の足で15分程度かな? そんな時間かかった印象はなかったです.

今日の村田川はこんなかんじ...
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もうね, これだけでここに来たかいはあった感じですね.
非常に清々しい気持ちにさせてくれます.
この時点でおにぎりとお茶を持ってこなかったことを後悔しました.

釣り場付近の足下はこんな感じ
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台風による増水が伺えますね. 地面のブロックタイルが水浸しになっています.
時間的には丁度満潮過ぎの頃だったので, これ以上水かさが増す心配は無く, いざ実釣.

水面は案外静かなんですが, 流れはかなりありました.
いつもは(道糸ーーーガン玉ーーーー鈎) 的な仕掛けなんですが, 今回は(道糸ーーー鈎ーーーー錘)という形にしまして, 鈎のタナを1ヒロ程度, 錘を底にこすらせる程度の具合にして釣り始めました.
餌はアオイソメの2匹ちょんがけ. 錘は10号ナス.

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こんな雰囲気の中釣りをしていました.
すると....大事件がおきました.
全然ボイルが起きていない中, 足下に現れる謎の影....
足下に普通にフッコきてました!!
こんな近くでフッコをみたことない自分は驚きました!
ほんとに40cmくらいあるんだなぁ... これで成長途中って凄いなぁ...
などと思う余裕も無く, 慌てて携帯出して, 写真におさめたものがコチラ...

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え? 写ってるの見えないって? よく見てよ、ほらココ!

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尾ひれとか写ってるでしょ!?
タモで掬えるかなーと思ったけれど, タモ準備してなくて断念.
でもこれはタモ準備しとけよっていう神の啓示かな(フフフっ)とか思ってタモを準備.

そんなこんなで釣れないなー. 気持ちいいなぁーと, の〜んび〜り釣りをしているとハゼ釣りのおじいちゃんが出現.
色々と自分の過去の栄光をお話されて, ウキ釣りしてるこちらとしてはウキ見て, じいちゃんの顔みて, 愛想笑いしてというルーチンでした. なんで朝早くからこんなことしてるのかなーって. こういうの嫌だから釣りにきてるはずなのにね.

一通り話し終わってから, 「今日はつれないわ, ハゼ」といってじいちゃんは帰りました.
そりゃ, 竿5回ほどしか振ってないのに釣れるも釣れないもねぇ..と思いながら, さようならーと言っておきました.

じいちゃんが帰ってから, 川を改めて見てみると水位がすんごい下がってます. さっきより1mくらい下がってます.
これは, タナ変えないとあかんなーと思い, 仕掛けをいつもの(道糸ーーーガン玉ーーーー鈎)仕掛けに変更して, タナを1ヒロ弱(140くらいかな)に設定. ウキはHAPYSONのラバートップミニウキの大を使いました. このウキ, 多分2B〜4B程度の重さが適正なんだろうけれど, 2Bを2個に4Bを1個つけて使ってみました. ほとんど, 沈んでます. まぁ, そりゃそうでしょうとも.

しばらく釣れないまま, 投げていると, 潮の流れが大分緩やかになっている印象です.
釣り始めは3秒で1mくらいのペースだったのが, 30秒で1mくらいの超スローペースになってます.
ウキが見にくい状態の私としてはありがたいんですが, そろそろ潮も止まりそうだしお開きかなーと思い散らばらせてしまったガン玉を拾ってました.

すると...
ヌーーーンと突然竿が凄いしなりました.
イメージとしては, 川でビニール袋引っ掛けちゃった感じですね. 袋に水が入って, 流れをもろに受けて, 川の流れ方向に重さだけがヌーーンと来る感じ.
ブルルルって反応はなかったので, なんか引っ掛けちゃったかな...
と思い, 一応一度合わせてからリトリーブするとドゥルン....ドゥルドゥル....と時折魚らしき魚信が手元に伝わってきました.
あれ, コレ, きてるんじゃね? え? マジで?
と思いながら, 取り込み開始...と思った瞬間凄い引く!!
おぉぉぉ!コレヤバいやつだ, ヤバいやつだ!!
と思って, とりあえずドラグを緩める. 緩めすぎて, 相当走られる.
リール巻くも, ドラグ締まってなくてキリリリリリリリって音が心に刺さる.

ようやく冷静さを少し取り戻し, ドラグをちょっとずつ締めていく. こういうとき, ベイトリールの方が楽なんだろうなぁと思いながら, 適切なドラグ設定にして巻き始める.
着実に巻きとっていくが, 巻き取っていくに従って魚が元気になってく.
これでバレたらマジでヤバい. これでバレたらマジでヤバい.
と頭の中で唱えながら, 慎重かつ大胆に巻いていくと, ついにアレが...

エラあらい

あぁ, この川にいるエラあらいする魚ってあれしかいないわー.
今, あれ釣っちゃいそうな状況だわー.
と, 冷静っぽくめっちゃ慌ててる自分を客観的に俯瞰するという意味不明な心理状態でした.
どうにかこうにか, 足下まで魚を寄せて, これはタモを使わないと...ってタモ!!!!
神のお告げか!!!
普段なら期待してタモ出した方が釣れないような気がするとかいって, あまり出したくないタモを今日に限って準備済みというミラコー

なんとか無事に取り込み, あげてみたのはフッコでした. 親指から小指まで目一杯広げた長さ2個分の大きさでした.

とりあえず, シメて血抜きをしようとナイフで切り込み入れるんですが, 思ったより血が出ません.
え, 貧血なのかなとは思いませんでしたが, 何かしら不手際があったようです.

今回の釣行は一人だったので, 近くに偶然きていたルアーマンに写真とってくださいーとお願いし, パチリ.

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あー満足満足.
今日は持ってったら釣れないと思って, クーラーも持っていかなかったので, 美味しく食べるためにこれにて撤収.

活けじめと血抜きだけはして, 内蔵抜かないで冷蔵保存してます.
白身魚は釣りたても歯ごたえあって美味しいですけれど, 自分は1日程度経ったものの方が甘みがあって美味しいと思います. この件に関しては, また別記事で話しますね.

50cm程度のフッコじゃ, 喜ぶまでもないよと言われる代物かもしれないですが, やはり人生初のスズキ科スズキに分類される魚は, 出世してるしてないに関係なく嬉しいですね.

明日, 美味しくいただこうと考えてます^o^
by tsuriblog | 2013-09-20 21:45 | 釣行記